皮膚科学のスペシャリストとして、患者さんの「悩み」に寄り添い続ける

――まず、会社について教えてください。

マルホは皮膚科学に特化した製薬会社です。医療用医薬品の研究・開発・製造・情報提供活動を通じて、皮膚疾患に悩む多くの患者さんに向き合ってきました。

特に外用剤(塗り薬)において独自のノウハウを有しており、アトピー性皮膚炎やニキビ(ざ瘡)、乾癬、多汗症など、さまざまな皮膚疾患に悩む方々の治療をサポートしています。

地域社会の一員として。清掃活動から科学教室まで、顔の見える貢献活動

――地域との関わりや貢献活動についても積極的に行われているそうですね。

はい、マルホは、地域で過ごす社会の一員として、地域の課題に対する貢献活動を推進しています。たとえば、滋賀県の彦根工場では工場周辺の空き缶やごみなどを拾う「クリーンキャンペーン」を実施しています。

京都のR&Dセンターではゴミ拾いにスポーツの要素を取り入れた大会「スポGOMI in 京都」の開催や、地域の子どもたちと一緒に薬づくりの面白さを体験するイベントを企画しています。

その他、各都道府県において皮膚科医師と連携して皮膚疾患の市民公開講座を展開し地域貢献に努めています。

地域活動はこちら:地域社会への貢献 -子どもたちの笑顔とサイエンスの未来- | マルホ株式会社

「あなたの皮膚をひとりにしないために」新プラットフォーム「HI・FU・MO」の挑戦

――現在取り組まれている新しいプロジェクトについてお聞かせください。

マルホでは2025年3月に、「HI・FU・MO(ヒフモ)」というプラットフォームを立ち上げました。「HI・FU・MO」は、「あなたの皮膚をひとりにしないために、サイエンスの視点から、あなたの皮膚にできる、すべての事を。」という想いのもと、肌に悩む一人ひとりに寄り添い、継続・習慣的に気づきと体験を提供することを目指しています。

――具体的にはどのような機能があるのでしょうか?

現在の主な機能としては、「気になる皮膚症状を調べる」という、部位や症状から疾患を探せるコンテンツや、「セルフケア・お役立ち情報」として、紫外線対策や汗を味方にするスキンケアなど、日常生活に寄り添った情報発信をしています。さらに皮膚科専門医が監修したコンテンツを通じて、生活者と受診をつなぐ導線も整備しています。

今後はニキビ患者さんへの個別情報提供を実現する会員サービスの導入を予定しており、受診体験のさらなる向上を図ります。またプラットフォームに蓄積されるデータを、地域医療連携・新薬開発・セルフケア事業の発展に活用し、皮膚科学の未来に新たな価値提供を生み出していくことを目指しています。

「HI・FU・MO」はこちら:つながる皮膚サイエンス HI・FU・MO(ヒフモ) | 患者さん・一般の皆さま | マルホ株式会社

医薬品の「安心」を可視化する。工場見学WEBサイトの公開

――Webサイトでの発信にも力を入れられているとお聞きしました。

2025年11月に、患者さんや医療関係者の理解と信頼を高めることを目的に生産部門の「品質」と「安定供給」への取り組みを紹介するコンテンツを制作しました。誠実な姿勢と確かな品質へのこだわりを伝えるとともに、普段はあまり知られていない工場内部の様子をご覧いただけます。写真や映像を通じて、製品が安心して届けられるまでの流れを体感いただけます。


マルホの工場見学WEBサイトはこちら:マルホの工場見学

リアルとデジタルの融合で目指す、肌の悩みを一人で抱え込まない社会

――最後に、コスモファーマグループ(ウェルフル)と共に目指す未来について教えてください。

将来的な構想となりますが、コスモファーマグループ様が展開される地域密着型の薬局やデジタルプラットフォーム「ウェルフル」、私たちが提供する皮膚科学に特化したデジタルプラットフォームである「HI・FU・MO」、そして各地域における皮膚科医師とのネットワークを組み合わせ、地域の皆さまが肌の悩みを一人で抱え込まない社会を共に目指していきたいと考えております。

企業情報(基本情報) 

  • 会社名:マルホ株式会社
  • 創業年:大正4年7月 設立年:昭和24年10月
  • 所在地(都道府県・市区町村):大阪府大阪市北区中津1丁目5-22
  • 主な事業内容:医療用医薬品などの研究・開発・製造・販売・輸出入ならびにこれに付帯する業務
  • ホームページURL:https://www.maruho.co.jp/
  • 代表者のお名前:杉田 淳(代表取締役社長)