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主役にも名脇役にもなる花、カスミソウ。その一大産地が福島県の昭和村にあり、夏秋期の栽培面積、出荷量共に日本一を誇ります。
福島県会津地方に位置する昭和村は、人口が約1200人。山間地・冷涼な気候で、宿根カスミソウの栽培が盛んです。
この記事では、福島が主要産地であるカスミソウの魅力を知っていただき、花を飾る習慣を通して“丁寧な暮らし”のきっかけを提案いたします。
【読了目安時間:4分】
カスミソウの種類について

カスミソウといっても、実は種類があるのをご存じでしょうか。大きく分けると、2つのグループになります。まずは一年草の“カスミソウ”で、花壇や寄せ植えなどに用いられる品種。もう一方は、“宿根カスミソウ”という多年草で、お花屋さんでよく切り花として売られているカスミソウがこちらに属します。
昭和村では、この“宿根カスミソウ”の栽培が盛んで、数多くある種類の中でも「アルタイル」「ベールスター」という品種が中心となっています。
※一年草…発芽から開花までの成長サイクルが1年の草花。
※多年草…植えてから翌年以降も同じ株から花を咲かせる草花。
品質管理のカギ「雪室」とは?

切り花は高温に弱いため、適度に低い温度で管理することで鮮度や色、香りを長く保つことができます。特に品質管理に関して、昭和村ならではの工夫がされています。
昭和村は11月中旬には初雪が降り、毎年の積雪量は2mを超えることもある特別豪雪地帯。
この土地では、冬に積もったたくさんの雪を貯蔵庫へ集め、雪の冷気によってカスミソウを保管しています。この施設によって、生産農家から集荷された大切なカスミソウは最適な温度、最適な湿度で管理され、出荷までの期間に高い品質を保持することができます。このような施設を「雪室(ゆきむろ)」といい、この土地ならではの地球環境にやさしい仕組みなのです。
カスミソウの花言葉

カスミソウの花言葉は「幸福」「感謝」「親切」「清らかな心」「無邪気」。
花言葉を知っていると、お花のプレゼントとしても意味や想いが深まりますね。
「幸福」を願ったり、「感謝」を伝えたいタイミングは日々の暮らしの中にたくさんあるのではないでしょうか。
花には、言葉を補う力があります。大切な人へ、特別な日にも、そうでない日にも気軽にカスミソウを贈ってみてはいかがでしょうか。
~カスミソウを贈るおすすめのシーン~
・結婚祝い
・誕生日
・家族や恋人へのプレゼント
カスミソウのある暮らしの提案
前述の通り、“お花は誰かに贈るもの”というイメージを持っている方も多いかもしれません。
小さく咲く可愛らしいカスミソウは、特に日常使いとして自分のための購入にもおすすめです。
~カスミソウを飾るおすすめの理由~
・可憐に咲く花を見ることで癒しの効果が期待できる
・日持ちがよく、長く楽しめる
・少量でも可愛らしい空間が演出できる
カスミソウは主張し過ぎず、どんなインテリアにもなじむため、「お花を飾るのは難しそう」と感じている人にも取り入れやすい存在です。
部屋に花を飾ると、花瓶の水を清潔に保つことが必要になります。水替えなどの習慣から、生活を整えるきっかけにもなりそうですね。
おすすめのフラワーアレンジメント
身近な花瓶やお気に入りの器にそっと飾るだけで、いつもの空間がやわらかく彩られ、好きな花との組み合わせで色合いの変化も楽しめます。自宅で簡単に実践できるお花の飾り方を2パターンご紹介します。
①カスミソウのみを飾る。
小さく可憐に咲くカスミソウを主役に。
どんな花瓶にも合うので花瓶との組み合わせを楽しむことができます。

②好きな花と組み合わせる。
ピンクのカーネーションのやわらかな印象に、カスミソウがそっと寄り添います。

まとめ

今回の記事では、福島県昭和村の豊かな自然の中で大切に育てられ出荷されるカスミソウをご紹介しました。私たちの身近にある花も、その背景に目を向けることで、より一層魅力を感じられるのではないでしょうか。
改めて花言葉を調べてみたり、ふと心地よい香りに癒されたり。
そんな小さな出来事が日常にやさしい彩りとゆとりをもたらしてくれます。
想いを伝える手段としての花。そして自分自身を労わり、そっと気持ちを整えてくれる存在としての花。
特別な日だけではなく、何気ない日常に花を取り入れることで、心と暮らしに穏やかな変化が生まれるかもしれません。
日々の生活にそっと寄り添う花を取り入れて、自分らしい心地よい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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